フィットネストレーナーやインストラクター、治療家として個人で活動している方の多くが、
一度は「月収40万円の壁」にぶつかります。
「仕事は順調」「お客様もいる」──にもかかわらず、それ以上収入が伸びない。
この記事では、その“限界の正体”と、そこから抜け出すためのヒントをお伝えします。
多くのトレーナーや治療家が提供するサービスは、1回あたり5,000〜10,000円ほど。
仮に1日に6件セッションをこなしても、月に20日働いて月収は60〜100万円が理論上の上限です。
しかし実際には、体力・精神力の限界、キャンセルの発生、集客波の変動などを考えると、
実働ベースでは月収40〜50万円が現実的な限界になります。
「朝から夜までセッション」「家に帰ったら即寝てまた朝から仕事」
このような働き方を続けていては、身体も心も限界に達してしまいます。
収入の上昇が見込めない中でこの状況が続くと、モチベーションも次第に低下してしまうでしょう。
「もっと稼ぎたいなら値上げすればいい」というアドバイスもありますが、実はそれにも限界があります。
市場には相場があり、地域によっても価格の天井が決まっています。
また、価格を上げれば上げるほど、新規獲得やリピートが難しくなるという課題もあります。
労働時間=収入という構図から抜け出すには、スケーラブルな収入源を構築することが必要です。
たとえば以下のようなものがあります:
こうした施策を取り入れることで、「時間に縛られずに収入を得る仕組み」を持つことができます。
例えば「プロテインの摂り方」や「姿勢改善」などをテーマにした、500円のオンラインセミナーを毎月開催。
100名に販売すれば、月5万円の新たな収入源になります。
こうした少額課金モデルは、ファンが増えるほど安定収入の柱となります。
まずは無料で参加できるコミュニティやSNSを活用し、継続的に価値ある情報を発信することから始めましょう。
徐々に関係性を築きながら、有料サービスや講座へ自然に誘導していく流れを作ることが重要です。
個人セッションだけに依存せず、いくつもの「顔」や「環境」を持つことで、
リスクを分散し、ビジネスの幅を広げることができます。
知らない人に知ってもらう導線を自ら作る。
待っているだけでは、何も変わりません。
月収40万円の壁にぶつかっているなら、あなたはもう十分頑張っています。
ただし、その頑張りがずっと続く働き方では限界があるのも事実。
だからこそ、1対1から1対多へ、リアルからオンラインへ、時間から仕組みへと、
少しずつ収入構造を変えていくことが大切です。
あなたのスキルや知識を、もっと多くの人に届ける方法は必ずあります。
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