フリーランス治療家として順調に売上を上げているのに、なぜかメンタルが不安定になることってありませんか?
実は、患者さんからの信頼も厚く、予約もいっぱい…そんな「売れている」治療家ほど、
心のバランスを崩しやすい傾向があります。
今回は、YouTubeチャンネル「つながるCraft」で語られていた話をもとに、
治療家の“メンタル不調の裏側”と“心を守るヒント”をお届けします。
一見、安定して稼いでいるように見えるフリーランス治療家。
ですが、多くの人が口をそろえて言うのが、「月によって収入が大きく変わることへの不安」
特に、一人治療院や訪問施術など「自分の時間=収入」になっている人は、
というだけで、月収が大きくダウンする可能性があります。
「来月は大丈夫かな…」という焦りが、常に頭の片隅にある状態。
これが、知らず知らずのうちにメンタルを削っていくのです。
売れている治療家ほど、「自分をすごく見せたい」「もっと認められたい」という承認欲求が強い傾向があります。
それ自体は悪いことではありませんが、SNSなどで「売上実績」や「ビフォーアフター」を過度にアピールしすぎると、
という思いが強まり、どんどん精神的に苦しくなっていきます。
“承認されたい”という気持ちが暴走すると、自分の軸を見失ってしまうのです。
売上が不安定だと、どうしても焦ってしまいます。そんなときに効果的なのが、
「収入源を分散させる」ことです。
例えば…
このように複数の収入ルートを持っておくと、
「今月は患者さん少ないけど、講座収入があるから安心」
といった“メンタルの安全網”になります。
月100万円稼ぐことよりも、毎月80万円を安定して稼ぐ方が、実はずっと精神的にラクなんです。
治療家はどうしても、「患者さん」と「家族」以外の人間関係が限定されがちです。
孤独感や視野の狭さは、メンタルの不調につながります。
だからこそ、
といった“治療以外のつながり”を持つことが、とても大切です。
人と会うことで、自分の悩みがちっぽけに思えたり、新しい視点をもらえたりします。
「自分ってメンタル弱いのかな…」
「もっと頑張らなきゃいけないのかな…」
そう思ってしまう前に知っておいてほしいのは、
メンタルの不安定さは“性格の問題”ではなく、“働き方の構造”からくるものだということです。
だからこそ、
この3つを意識するだけで、心の状態は大きく変わっていきます。
フリーランスは自由だからこそ、自分を守る仕組みをつくることが大切です。
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